私とJ.M.WESTON①
自分のファッションを語る上で欠かせないアイテム
『J.M.WESTON』
今回は一番最初に購入した180ブラックについての話をしようと思います
今でも何故、あの時高級紳士靴を欲しがったのか、ハッキリと覚えている
接客することだってあるのに、自分は履いたことがない
良い革質はどう経年変化して、どう手入れをしていけば良いかわからない
そんなレベルなのに販売している自分が恥ずかしかった
売り場に立つ以上、社員でもバイトでも洋服屋のプロ
そうである以上、お客様に自信を持って話せるようになりたい
そうなるためにまずは自分で履くしかない
それまでは、クレマンのプレーントゥやセール価格で購入したparaboot×Arpenthurのギリータイプのシャンボード、といったアイテムを好んで履いていた気がする
思い返せばこの頃から自ずとフランスに染まっていたのかもしれない(笑)
それでも当時欲しかった靴は、『Alden』だった
高校生の頃に色々教えてくれたショップスタッフが履いているのを見て
革靴の最上級はAlden、と当時思い込んでいた
アルバイトとして入った頃から、990が入荷したら買おうと思っていたのだが
これがまた中々入荷しない(その数年後にしっかり購入するのだが・・・)
待てど待てども990は入荷せず、良い革靴を履きたい欲が強まるばかり
そんな中でネットサーフィンをした時に見つけたのが『J.M.WESTON 180』であった
もちろん実物を見たこともなく
「高いけど、良さそうだな。いつか東京に行くことがあれば見たいな」
それくらいの感覚であった
私の住んでいる地域はある程度のブランドの取り扱いはあるが
ブランド直営店はそれほど多くない
勿論『J.M.WESTON』の直営店なんて存在しない
ネットで調べられる靴の背景や経年変化具合を見て、漠然と憧れを抱いた。
そんな時、同じビルに入っていた某ニットに強いセレクトショップの店長の一言で
私の運命は変わってしまった(大袈裟か)
「Dwithならあるけど取り寄せようか?」
この一言にどれだけ心が躍ったことか
勿論、『J.M.WESTON』の良さの一つに、豊富なサイズ展開があることは承知している
しかし、片田舎に住む若者からしたら、そのアイテムが見れるという事実だけで良かったのだ
そして黒の6/dを取り寄せて貰い、試着をした
「え、これ歩けるの?」
座ったまま足入れした段階で既にキツい、立ち上がるとジンジンする、歩く時には足が棒のように動かし辛い
それでもフィッティングしてくれた店長「間違いなくこのサイズ」と断言してくれた
高級紳士靴初心者、先人の教えを信じ清水ダイブする心構えで購入を決めた
ここまでが私と『J.M.weston』との初めての出会いであり
ここからライニングに血シミをつけたり
1時間に1回靴を履き替えなきゃ歩けなくなる
そんな修行生活が始まった
初めてのブログ
初めまして、まっちです
何気なく過ごしてきてアラサー(25歳)に突入し
何か新しいことに挑戦したいと思い、ブログを始めてみました。
パソコンスキルや文才も乏しく、読みづらい記事が続くかと思いますが
まずは継続、そこから学んでいこうと思います!
内容としては趣味であるファッション関連を中心に
ご挨拶がてら私の宝物から
学生時代に某アパレルでアルバイトしてた経験からか
物への価値観や金銭感覚が狂ったまま、別業界へ就職したものの
趣味への情熱は尽きることなく、煩悩のまま買い物を続ける男
そんな男の
『何故買ったのか、どこに惹かれたのか』を、自由気ままに記録していこうと思います
これを機に同じ趣味の方とも繋がれたら嬉しいですね